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精神科医をしている時に感じる厳しさ

精神科医をしていると、うつ病で悩んでいる患者さんが意外と多いことにびっくりします。抗うつ剤を処方しても、なかなか効果が現れなかったり、副作用がひどかったりして、患者さんの元気がますますなくなることが気になります。

その逆に、お薬があって、表情が明るくなって受診されると、こちらも嬉しくなってしまいます。

楽しそうにテレビのドラマの話しなどをしてくれる患者さんもいます。一番嬉しいのは、患者さんの症状が軽くなって行くことです。

精神科も時として生死に関わる状況に直面する

医師は時として生命の危機に立ち会うことがあります。これは仕事柄、その特徴の一つでもあります。外科医などは典型的な例ですが、精神科も時として危険な状況に直面することがあります。

もともと精神科受診の患者さんは、生きていく力の弱さがありますから、クライアントが命を絶ってしまうということはあるのです。

精神療法的な関わりの中で避けることができない場合もあります。医師だけの力で全てを解決することはできません。家族や地域、チーム医療の連携が不可欠なのです。

子どもの障害に関する告知
児童精神科や小児神経科など子どもの障害告知に関わる医師にとっては、保護者への障害告知といのが大変に緊張を強いられる場面になります。

親にとって、わが子に障害があるというのは、親自身の病気の告知よりもより残酷なものになります。それだけに、告知の内容や時期には慎重にならざるを得ません。場合によると、告知をした医師が攻撃対象になることすらあります。

子ども医療に関わる場合、子どもの利益になるように親への告知にも最大限の配慮が求められます。



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