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患者さまの死と直面する辛さ

医師になって10年が経ちました。私は大学病院で血液内科が専門で、血液のがんである白血病などの患者さまの担当をさせて頂いています。最近の医学の進歩により、元気になられて、また、日常の生活に戻られる方も多いのですが、それでもやはり、死と直面する機会が多くあります。

医師という立場を忘れないように…とは思っているのですが、担当させて頂いた患者さまが亡くなられると、自分の家族を亡くしたような、悲しさがこみあげてきて、とても辛くなります。

人の命を預かる責任の重さがすごい

どのような分野の医者にも言えることですが、患者にとっては健康体が一番でそれを損なっているのを治すことこそが医者の仕事になります。そのためには多少体にメスを入れてでも治療することが先決ですが、医療には常に生死のリスクも同時に伴ってきます。

簡単な手術でも自分の腕次第でその人の人生が変わってくるわけですから、医者の責任はとても重大なものといえます。その責任の重さでやめていく同僚もいるくらい、大変なものなのです。

一切気を抜けるような職業じゃありません・Oさんの話
『医師』という職業は、他のどんな仕事よりも重みがあり、たいへんであると言えると思います。なぜなら、人間の命を預かるという重要な役割を果たさなければなりません。

病院を訪れる人は、軽い病状もあれば、重病を患う者もいます。軽い病状なら、命にかかわらないではないか、と考えがちですが、それでも診断を誤ったり薬の処方を間違えたりしたら、やはり患者さんの命を危険にさらしてしまうかもしれませんから、どんな症状の患者さんが来ても、一切気は抜けないと言えます。

医師のたいへんさはそればかりではありません。例えば救急外来のある大病院勤務ともなれば、夜だっておちおち寝ていられないでしょう。いつ呼び出しがあるかわかりません。ですので、自身の健康管理もきちんとしていなくてはなりません。

医師は高給ですが、やはりそれに見合った仕事をしているから当たり前だと考えます。



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